記事№7 歯の衛生週間
6月になると多くの人が関心をよせるこのイベントについての記事です。
みなさんは、むし歯予防デーとか歯の衛生週間はご存知ですよね。
この歴史は意外と古いのでちょっと驚くかもしれません。
現在、毎年実施されている「歯の衛生週間」は、厚生省(現:厚生労働省)、文部省(現:文部科学省)、日本歯科医師会が1958年(昭和33年)から実施しているものなのです。
毎年6月4日から6月10日までの1週間がこの期間にあたります。
1928年(昭和3年)から1938(昭和13年)年まで日本歯科医師会が、「6(む)4(し)」に因んで、6月4日に虫歯予防デーを実施していましいた。
戦後の1949(昭和24年)、これを復活させる形で口腔衛生週間が制定されました。そして1952年(昭和27年)に口腔衛生強調運動、1956(昭和31年)に再度口腔衛生週間に名称が変更されましたが、1958年(昭和33年)から現在の「歯の衛生週間」として実施されています。
歯の衛生に関する正しい知識を国民に対して普及啓発するとともに、歯科疾患の予防処置の徹底を図り、併せてその早期発見、早期治療を励行することにより歯の寿命を延ばし、国民の健康の保持増進を寄与することをその目的としています。
約5ヶ月後の11月8日の「いい歯はの日」も、「11(いい)8(歯)」の語呂合わせをもとに、1993(平成5)年に、日本歯科医師会によって制定されました。
6月4日、11月8日と年に2回くらいはあなたや、あなたの家族やあなたの周りの大切な人たちの歯をはじめとする、お口の健康に関心をもち、いつまでもおいしくものが食べられるように定期的にかかりつけの歯医者さんでチェックを受けてみてはいかがでしょうか?